ルアーフィッシングのターゲットとして、様々な方に人気のシーバス。
初心者でも釣りやすいですが、その分様々な狙い方・釣り方ができるので、上級者の方でも飽きることがなく奥が深いターゲットです。
シーバスが狙える海や河口で、命を守るためには必須の装備であるフローティングベスト。
命を守る救命胴衣としての機能に加えて、快適に釣りをするための装備が充実したゲームベストのようなものもあります。
今回の記事では厳選したフローティングベストと選び方を解説します。
シーバス釣りでフローティングベストを使うメリット
万が一の時への備え
シーバスを狙いやすい海や河口は、水深が深かったり流れが速いポイントが多く、万が一落水してしまった場合には、おぼれてしまう危険性があります。
また海に浸かりながら釣りをするウェーディングでは必須の装備です。
自分の命を守りながら釣りをするために、フローティングベストは必須です。
タックルボックスの代わりに
シーバス用のフローティングベストは、船用のライフジャケットなどよりも、ポケットやDカン・ベルトなどの装備が充実していて、釣りに必要なルアーなどが多く入れることができるようになっています。
なのでフローティングベストがタックルボックス代わりになり、移動しながらの釣りが非常に快適です。
シーバス用フローティングベストの選び方
容量
フローティングベストをタックルボックス代わりとして使用したいなら、容量は重要なポイント。
主に見るべきところは前ポケットのサイズです。
前ポケットは左右に一つずつ用意されていますが、この前ポケットが大きいものの方が容量が大きいので便利です。
疲れにくさ
フローティングベストは基本的に釣りをしている間ずっと着用しているため、疲れにくさはよくチェックすべきです。
軽量なモデルは疲れにくく快適に長時間釣りをしていられますが、その分容量が少ないモデルが多いのがデメリット。
しかし容量が多く、重くなってしまうようなモデルでも、腰ベルトを装備して、肩と腰で支えるタイプのものを選べば、疲れにくさと容量を両立できます。
動きやすさ
軽量・コンパクトなものほど動きやすく身軽に釣りができ、反対に大容量なものほどゴツゴツして動きにくくなります。
キャストがしにくいということはあまりないですが、テトラや岸壁の上り下りなどのシーンでは差が出ます。
容量を保ったまま動きやすいものが理想ですが、容量を優先するか、動きやすさを優先するかはアングラーの好みになるので、ご自身のスタイルに合ったものを選びましょう。
追加の機能
本来の救命胴衣としての機能・タックルボックスとしての機能に加え、さらにランガンがしやすいように多機能になっているものもあります。
具体的には、移動している時にロッドを固定しておけるロッドホルダーや、ドリンクホルダー、針を外したりラインの結び替えが容易にできるようなプライヤーホルダーなどがあります。
どこまで必要とするかはアングラー次第なので、ご自身の予算と相談して選んでみてください。
シーバス用フローティングベストおすすめ12選
MORGEN SKYフローティングベスト
実売価格5000円台という驚異のコスパがポイント。
価格は安くてもモノはしっかりしていて、体重110kgの方まで使用できる浮力があります。
胸元には防水ポーチが付いているので、携帯など濡らしたくないものも安心して収納可能。
生地の耐久性は高く、岸壁にぶつけたりしても破れにくいのも嬉しいポイントです。
プロックスフローティングベスト（PX313）
疲労軽減に役立つ腰のサポーターが付いていて、実売6000円台の高コスパモデル。
腰ベルトは取り外し可能なので、アングラーの好みで使用しないのもOK。
またドリンクホルダーやプライヤーホルダー、防水ポーチも付いていて、快適なシーバス釣りが可能です。
BLUE STORMレバンテ
シリーズ10年目となった前作の後継モデル。
チェストベルトを装備しているので、キャスト時のフローティングベストのばたつきを抑えられ、快適なキャスティングができます。
背面ポケットを装備していて、ウェア類やペットボトルも収納可能で、移動の多いシーバスゲームにピッタリな仕様になっています。
双進RBBタイドゲームベスト
シーバス用ゲームベストでは老舗の双進がリリースしているモデル。
前ポケットにはルアーケースが収納可能なので、持って行きたいルアーが多い方におすすめです。
左胸にはラインダストポケットがあり、細かい糸くずのゴミが出た場合も簡単にしまえます。
シーバスアングラーの願いを詰め込んだ商品です。
リトルプレゼンツオーシャンFGベスト
フル装備のポケット大容量モデルです。
また腰ベルトが付いていて、肩と腰で重量を支えることができ、疲れにくいのも特徴。
浮力材は取り外し可能なので本体を丸洗いすることも可能。
ウェーディングなどで汚れることが多いアングラーには嬉しいポイントです。
DRESSフローティングゲームベスト
低価格でも機能は充実していて、前ポケットはルアーケースが4つ収納できる大容量モデル。
またフィッシュグリップやプライヤーを付けるホルダーもあるので、手返し良く釣りが出来ます。
腰のサポーターも付いていて、長時間の釣りでも疲労を感じにくいのもポイント。
シマノゲームベストライト
ランガンの多いシーバスゲームにおいて、軽量で動きやすいのはありがたいポイント。
プライヤーホルダーは標準装備で、釣り場でのラインの結び替えが容易です。
ロッドホルダーが付いているので、ランガンの際にはロッドを手に持つ必要がなく、両手が空いた状態で移動できます。
マズメタイドマニアライフジャケット
ウェーディング用フローティングベストで有名なマズメのエントリーモデル。
通常フローティングベストは股下にヒモを通して着用する必要がありますが、マズメ独自の｢ウエストハーネスシステム｣により、股下のヒモなしで安全性を担保しています。
また安全性だけでなく、フィット感も強いので、荷重が分散され、疲労軽減にも役立ちます。
ダイワライトフロートゲームベスト
ポケットがメッシュになっているので乾きやすく、ウェーディングがメインのアングラーにおすすめのモデルです。
またチェストアジャスター機能により、キャスト時のベストが擦れてばたつく現象を抑えられるようになっています。
マズメ レッドムーンライフジャケットIX
マズメのハイエンドモデルで、ウェーディングに特化した装備がポイント。
身体にフィットするため、疲労がたまりにくいのがメリットです。
また旧モデルよりも軽量化できているのも特徴で、釣り人の疲労軽減に力を入れているモデルです。
前ポケットにはルアーを直接しまえるポケットがあり、ルアーチェンジも容易に行えます。
ダイワベンチクールゲームベスト
肩の負担を腰へ分散する構造を採用し、長時間の釣りでも疲労がたまりにくいモデル。
またルアーをケースに入れず直接収納できるポケットが用意されているので、手返し良くルアーチェンジが可能です。
背中がムレにくくなっているので、汗っかきな方でも快適に釣りが出来るようになっています。
パズデザイン PSLコンプリートV
革新的なポケット構造により、容量と動きやすさを両立したモデル。
前ポケットにはルアーケースを4つ収納できますが、膨らみは2つ分となり、かさばらないため移動やロッドアクションの妨げになりにくくなっています。
またウエストベルトが装備されているので、肩の疲労軽減もバッチリです。
さらにドリンクホルダーやプライヤーホルダーが付いており、釣り人の快適性を考えたモデルです。
まとめ
シーバスでフローティングベストを使うメリットは、万が一への備えになるということと、タックルボックスの代わりになるということがあります。
実際に商品を選ぶ際は、容量・疲れにくさ・動きやすさ・追加の機能などを見て選んでみてください。
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