フカセ釣りはチヌやグレを狙う事ができる、人気の釣法です。
そんなフカセ釣りでは様々なアイテムを使用しますが、中でも絶対に欠かす事ができないのが撒き餌杓です。
撒き餌杓も様々な種類があり、使い勝手も様々となっています。
どうせ購入するなら最強レベルのものが良いと思うアングラーがほとんどだと思いますが、本記事ではフカセ釣りが一段と楽しくなる最強レベルの撒き餌杓を12本ご紹介します。
お気に入りの撒き餌杓を見つけて、フカセ釣りをもっともっと楽しんでいただければ幸いです。
最強の撒き餌杓の特徴
最強の撒き餌杓といっても、何をもって最強と指すのかは人によって様々ではあります。
コスパなのか、遠投性能なのか、はたまたシャフトの硬さなのか、実に様々です。
本記事では、とにかく使いやすい、快適に使用できるものを最強と定義してご紹介します。
使いやすい撒き餌杓はコマセを投入する際のコントロール性能、コマセの遠投性能、コマセの押し固めやすさなどが全て揃っているものになるので、誰が使っても納得できる性能となっています。
特に、コントロール性能が高い撒き餌杓は釣果にも直接結びつきやすくなるポイントになるので、それだけでも最強といえます。
ただ価格が高ければ良いというものではないので、撒き餌杓の性能をきちんと読み解く事が大切となります。
最強の撒き餌杓を使うメリット
遠投
フカセ釣りでは時にコマセを遠投して釣りをする必要がありますが、性能が乏しい撒き餌杓では遠投が難しくなります。
しかし、最強の撒き餌杓を使えばコマセが綺麗に沖まで遠投する事が可能となるので、釣りの幅が広がります。
遠投ができる、できないでは釣果に大きな差がでる事も珍しくありませんので、遠投性能は必須と思っても過言ではありません。
コントロール
コマセワークはフカセ釣りにおいて必ず行わなければならないものですが、コントロール性の悪い撒き餌杓では狙ったポイントに撒く事ができないため、刺し餌との同調が難しくなってしまいます。
最強の撒き餌杓であれば、アングラーの意のままにコマセを撒く事ができるので、刺し餌との同調が容易となります。
押し固めやすさ
コマセを撒く際にはカップの部分をバッカンに擦り付けて、コマセを押し固めてあげる必要があります。
性能の悪い撒き餌杓では押し固めが上手くできず、コマセを撒いた際にコマセがばらけてしまいます。
しかし、最強の撒き餌杓ではカップにみっちりとコマセを詰め込んで押し固める事ができるので、沖のポイントまで固まったまま飛んでいってくれます。
遠投性能にも関わる事なので、意外と大切なポイントとなっています。
最強の撒き餌杓の選び方
種類
撒き餌杓は非常に様々な種類のものがラインナップされており、カップが非常に大きい団子釣りのものや、エビ撒き釣りで使用する穴が開いたものまであります。
フカセ釣りではカップが小さめで、涙型のカップが付いたものが一般的となっています。
カップが大きすぎるとコマセがすぐになくなってしまいますし、エビ撒き釣りのものではコマセを上手く固める事ができません。
涙型のカップであればコマセを押し固めやすく、撒き餌杓を振った際に綺麗に撒き餌杓から飛んで行ってくれます。
素材
撒き餌杓のカップには様々な素材で作られたものがあり、樹脂のものもあればチタンで作られたものもあります。
樹脂が最も安く、チタンは一番効果なものとなりますが、チタン以外は性能が悪いというとそうでもありません。
製造技術が上がった事で、樹脂であっても滑りが良く、遠投がしっかりできるものがあります。
比較的安価な樹脂のカップでも十分に使いやすいものはありますので、ご安心ください。
長さ
撒き餌杓で重要なのが長さ選びで、短いものから長いものまであります。
身長が高い人が短いものを選ぶと、撒き餌杓を掴むのに少し屈む必要が出たり、反対に身長が低い人が長いものを選ぶと扱いにくくなります。
遠投には長めのものがおすすめではありますが、ご自身の身体に合った撒き餌杓を選ぶ事が非常に大切です。
基本的には70cm前後のものを選んでおけば間違いはなく、多くの方に使っていただいやすい長さとなっています。
カップサイズ
撒き餌杓のカップにはサイズがあり、主にS、M、Lの3種類に分類されます。
Sサイズのカップは一度に撒く量は少なめですが、細かく複数回に分けて撒く事に長けています。
グレ釣りではSサイズのカップが使いやすくなっているので、グレメインの方はSサイズがおすすめです。
Lサイズは一度に撒く量が多いため、チヌ狙いで一気にポイントを作りたい時に活躍します。
しかし、一度に撒く量が多いため、グレ狙いの際に多く撒いているとあっという間にコマセがなくなるという一面も持っています。
グレもチヌも両方狙いたいという方は、間を取ってMサイズのカップを購入する事をおすすめします。
デザイン
撒き餌杓の性能について色々とご紹介しましたが、最終的に決め手となるのはデザインである事が多い方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たかがコマセを撒くだけの杓と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、近年の撒き餌杓はデザイン的にもかっこいいものが多くなってきており、所有欲を感じさせてくれるものとなってきています。
高価格帯のものは高級感もあるため、コマセを撒いているだけでとても楽しいものとなります。
もちろん、価格が抑えられている撒き餌杓でもかっこいいものは多数あるので、気に入ったデザインがあれば選ぶ価値は十分にあります。
最強の撒き餌杓おすすめ12選
ピーススタイルスナイパーヒシャク ピースガン
プロアングラーの平和卓也さんが監修しているため非常に高性能であり、グリップ部分もコルクでできているため質感も良いです。
平和さんが好きなアングラーなら、ぜひとも使っていただきたい撒き餌杓です。
ダイワトーナメント ロングキャスター2
ハイエンドのトーナメントの名を冠する、抜群の遠投性能が魅力の撒き餌杓です。
チタンカップで滑りも良く、軽い力でもコマセが気持ちよく飛んで行ってくれるので、疲労感を感じにくいのが嬉しいポイントです。
遠投して沖で掛けるスタイルの釣りを展開する方には、ぴったりの撒き餌杓となっています。
ダイワロングキャスター チタンⅣ
チタンカップで遠投性能をしっかりと確保しつつ、コストも抑えられた扱いやすい撒き餌杓です。
ロングキャスターの名の通り、優れたエサ離れを実現しているカップはアングラーの意のままにコマセを遠投する事を可能にしています。
チタンカップでコスパに優れた撒き餌杓を探している方には、ぴったりの撒き餌杓となっています。
ダイワロングキャスターDRY
鮮やかなカラーリングが釣り場に映える撒き餌杓です。
コストパフォーマンスが非常に高い撒き餌杓ですが、性能面も高いのが特徴となっています。
初心者の方でも扱いやすく、様々なシーンで活躍してくれる撒き餌杓となっています。
少しでも費用を抑えて撒き餌杓を購入したい方は、ぜひ使ってみてください。
シマノFIRE BLOOD コンペエディション遠投ヒシャク
カップの角度にこだわって、優れた遠投性能を実現する事に成功した競技向けの撒き餌杓です。
楽に振り抜く事ができる設計になっているため、連続してコマセを撒くマシンガンスタイルを可能としてくれています。
デザインも非常に高級感のある作りになっているので、FIRE BLOODシリーズが好きな方には必ず気に入っていただける仕様となっています。
シマノハイパワーX ステン遠投ヒシャク
シャフトにこだわって作られた、本格派アングラーも頷く撒き餌杓です。
カップはステンレスでできているためコストも抑えられており、比較的購入しやすくなっているのが嬉しいポイントです。
シマノ独自の技術が詰め込まれているため、剛性感やコントロール性を実感していただけます。
価格が抑えられているので、初心者の方の最初の一本にもぴったりとなっています。
シマノ遠投ヒシャク ADVANCE
コストパフォーマンスに優れた、バランスの良い万能タイプの撒き餌杓です。
遠投が効くのはもちろんの事、コントロール性能も高い撒き餌杓なので、初心者の方のフカセ釣りデビューにもぴったりとなっています。
グレからチヌまで、様々な魚種に効果的なコマセワークを実現してくれます。
ベルモントLTロングターゲット
カップにこだわりを持って作られており、多くの愛用者がいる撒き餌杓です。
非常に優れたカップを装着しており、気持ちの良いエサ離れを実現しています。
遠投はもちろん、近距離のコマセワークも難なくこなす事ができます。
チタンカップでありながらも価格が抑えられているので、ぜひ使ってみてください。
釣研マックフロートマスター3
高性能で扱いやすく、初心者の方でも扱いやすい調子に仕上がっている撒き餌杓です。
チタンカップ採用で滑りの良さはもちろんの事、軽さも実現しているので、シャープな振り抜きを可能としています。
上級者から初心者の方まで快適に扱う事ができる撒き餌杓なので、扱いやすさを重視する方におすすめです。
がまかつまきーな4
樹脂素材のカップでありながらも、まるでチタンカップかの様なエサ離れを実現している撒き餌杓です。
多くのファンがいるがまかつが作る撒き餌杓だけあって、扱いやすさは高次元なものとなっています。
樹脂素材だからといって性能は決して悪くはなく、むしろ使いやすいレベルに仕上がっているので安心して使っていただけます。
マルキューパワーヒシャク
スタンダードさが逆に使いやすさを生む、高コストパフォーマンスを誇る撒き餌杓です。
カップにはディンプル加工が施されているためエサ離れが良く、長い間快適に使用する事ができます。
何よりも価格が安く設定されている事が大きな強みで、気軽に使用する事ができるのも大きなメリットです。
ディンプル加工されたカップは珍しいので、気になる方はぜひ使ってみてください。
第一精工撒き餌ひしゃく
とにかく安い、最強のコストパフォーマンスはこれ以外にないと感じさせてくれる撒き餌杓です。
とにかく価格が抑えられた作りになっているため、性能面は他の撒き餌杓に劣る点はありますが、カップ部分に滑りを良くするシリコンスプレーなどを塗布すれば一気に性能が上がります。
もちろん、初期状態のままでも撒き餌杓としては問題なく使用できるので、撒き餌杓に大きなこだわりがない方はぜひ使ってみてください。
まとめ
一本一本それぞれ異なった性能を持っており、どれも高い性能を持っています。
お気に入りの撒き餌杓をゲットすれば釣りはとても楽しいものとなるので、ぜひともお気に入りの一本を見つけてください。
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