ズボ釣りは複数本の竿を出して釣りをするスタイルで、主に関西で人気があります。
複数本の竿でそれぞれ異なった仕掛けを使用できるため、効率よく探る事ができるのが人気の秘訣です。
そんなズボ釣りでは地面に竿を置きがちですが、直接地面に置くと大切な竿に傷が付いてしまいます。
そうならないためにも、竿受けを用意しておく事が好ましいです。
本記事では、ズボ釣りに適した竿受けの選び方やおすすめの竿受けを8個ご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
ズボ釣りに適した竿受けの特徴
ズボ釣りに適した竿受けは、複数本を掛けられるかという点にあります。
竿を一本しか置けない様な竿受けだと複数個購入する事になり、お財布に優しくありません。
また、できるだけ竿先が海面に近い位置をキープできるものが好ましく、極端に上を向く様な竿受けは魚のアタリを弾いてしまったりと、あまり良い事がありません。
水平に近づけば近づくほど魚のアタリを弾きにくくなるので、ぜひとも意識していただきたいポイントです。
ただ、場所によってはどうしても角度を付けて竿を置かざるを得ない場合もありますので、絶対に角度を付けてはだめという訳ではありません。
釣りをする場所に適しているかどうかを見極められるかが、重要なポイントとなります。
ズボ釣りに適した竿受けを使うメリット
傷付かない
ズボ釣りは複数本の竿を並べるため、地面にそのまま置いてしまうと複数本の竿に傷が付いてしまいます。
傷が付くと気分が落ち込むだけでなく、ひどい場合には竿の破損に繋がる事もあるのでできる事ならば地面には置かない方が良いです。
竿受けを使用すれば大切な竿を守ってくれるので、安心して釣りをする事ができます。
紛失
地面に竿を置いて釣りをしていると、大きな魚や遊泳力のある魚が掛かった時に竿が海に引きずり込まれてしまいます。
小サバ程度の魚でも引きずり込まれるのを見た事があるため、意外と油断ができません。
しかし、竿受けを使用していれば魚が引っ張ったとしてもうまい具合に竿受けがブレーキを掛けてくれるので、竿を紛失しにくくなります。
もしもの時の保険代わりに竿受けを使用するのも、おすすめです。
汎用性
竿受けがあれば、様々な面で役に立ちます。
魚を狙う際の置き竿で使う事はもちろんの事、仕掛けを組む際や休憩で竿を置いておく際など、釣りをしない時でも役に立ちます。
もちろん、ズボ釣りだけでなくぶっこみ釣りや投げ釣りなどでも使用ができますし、汎用性の高さが嬉しいポイントです。
ズボ釣りに適した竿受けの選び方
角度
ズボ釣りでは基本的に、竿先が水面と並行である様におく事が好ましいです。
魚のアタリを弾きにくくするためや、仕掛けを安定させるために平行に置きますが、竿受けを使うとどうしても水平よりは上向きになってしまいます。
そのため、できるだけ水平に近い位置で竿を置けるものを選ぶ事が重要となっています。
投げ釣りなどで使用する足の長い三脚だと竿先の角度は上を向きすぎてしまうので、ズボ釣りには適していません。
三脚タイプであれば足が短めのものを選び、できるだけ水平に近づける様にしてあげましょう。
竿先が水平よりも下側になる様なものの場合、食い込みは良くなりますが海に引きずり込まれやすくなる事もありますので、使用する際は注意が必要です。
受け数
ズボ釣りでは複数本の竿を並べるため、少しでも多くの竿を掛けられる三脚タイプのものがおすすめです。
最低でも2本分の置き場があればなんとかはなりますが、可能ならば4本置けるタイプの方がより多くの竿を出せて有利になります。
しかし、4本も竿を出しても全ての面倒を見切れないという様な方は、2本置けるタイプの方がコンパクトで重量も軽いため選択肢の候補に入れる事ができます。
4本置けるタイプは2本を置き竿で置いておいて、アタリがない時間にルアータックルを使用する方は一緒に置いておく事もできるので、ご自身の釣りのスタイルに合わせて選んでみてください。
また、複数本掛けられるもの以外にも一本ずつ竿を掛けられるタイプのものもあり、そういったものは三脚タイプよりも竿先がより水平になりますので、角度を重視したい方は一本ずつ置くタイプのものがおすすめです。
価格帯
竿受けは様々な価格帯のものがありますが、そこまで高価な竿受けを用意する必要はありません。
もちろん、高価な竿受けは使い勝手が良いのですが、低価格帯のものでも十分に使用する事ができるので、低価格帯ではだめなのではと心配する必要はないのでご安心ください。
ただ、安価なものはプラスチック部品などが多く使われている事があり、無理な使い方をしてしまうと簡単に壊れてしまう事があります。
筆者も一度竿受けが急に壊れてタックルを傷つけてしまった事があるので、竿受けは丁寧に優しく扱ってあげる様にしましょう。
ズボ釣りに適した竿受けおすすめ8選
プロックスフィッシング三脚2WAY竿受 3段-50CM
長さが三段階選択できるため様々な釣りに応用が効く、汎用性の高い竿受けです。
低い位置から高い位置へと変更ができるので、ズボ釣りだけでなく投げ釣りにも問題なく使用する事ができます。
竿を水平に近い角度で置く事ができる部位も設けられているので、ウキ釣りにも使用しやすくなっています。
様々な釣りを楽しみたい方は、ぜひ使ってみてください。
第一精工サーフ三脚レバー式DX ミニ2号
どんなフィールドでも安定して立ってくれる、心強い竿受けです。
しっかりとした作りになっているため安定性が高く、強い作りが大きな強みです。
堤防はもちろんの事、サーフなどでも使う事ができる仕様になっているので、サーフ投げ釣りでも大活躍してくれます。
足場の悪い所でも使っていきたい方は、ぜひ使ってみてください。
ライズウェイアルミワンタッチ三脚 ミニ2段
コンパクトなサイズ感がズボ釣りに使いやすい、小型の竿受けです。
アルミ素材で軽く強く作られているので、長期間安心して使用する事ができます。
頑丈である事は大事な竿を安心して置ける事にも繋がるので、非常におすすめです。
また、価格が非常に安いという点も見逃せないポイントとなっています。
プロトラストアルミ三脚竿受け付き
小型である事に加えて水平に竿を置ける竿受けも付いた、使い勝手の良い竿受けです。
小型であるため竿の角度を水平に近づけやすく、ズボ釣りと相性が良いです。
竿受けと合わせれば計5本置く事が可能なので、竿をたくさん出したい方におすすめです。
アルミ素材で軽く強いのも、嬉しいポイントとなっています。
プロマリン2ウェイ三脚 ミニ三段
鮮やかなカラーリングが目立つ、デザイン性の高い竿受けです。
長さが変わる仕様のため汎用性が高く、竿受けも設けられているので様々な場面で使用する事ができます。
綺麗なカラーリングをしているので、デザイン性を重視したい方にもおすすめです。
価格も抑えられているので、コストパフォーマンスにも優れています。
ダイワタテカケ君
地面に直接置いてロッドの傷を防止してくれる、新しい発想の竿受けです。
竿先を竿受けに置いて、スプールに傷が付かない様に置けば理想的な角度で竿を置く事ができます。
角度のある様な場所でも置く事ができる竿受けなので、一つ持っておくと非常に便利なアイテムとなっています。
価格の安さも、魅力的なポイントとなっています。
ダイワロッドクリップ
バッカンやタックルバッカンに取り付けて竿を置く事ができる、便利な竿受けです。
バッカンに取り付けて使用する事ができるので、エサや道具などと同じ場所にロッドを置いておくことができます。
しっかりと竿をホールドしてくれるので、竿が抜け落ちる心配はありません。
フカセ釣りでも非常に便利なアイテムなので、ぜひ一度使ってみてください。
第一精工ラークチン
釣り場にイスを持ち込んで座る方には最高ともいえる、アイデアが面白い竿受けです。
パイプ椅子の様な形状のイスにフィットする様になっており、イスでくつろぎながら竿にアタリがないかを見ることができます。
座りながら竿を取る事ができるので、くつろぎながら釣りをしたい方にはぜひとも使っていただきたいです。
まとめ
竿受けはズボ釣りで必需品ともいえるアイテムで、あるのとないのとでは快適性と安心感が大きく変わります。
ぜひ、お気に入りの竿受けで竿を大事に守りながら、ズボ釣りをいろんな魚を釣り上げてください。
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